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「ふだん使いの”薩摩の白もん”」が入荷しました

1年ぶりに「ふだん使いの”薩摩の白もん”」が入荷しました。
http://teshigoto.shop/?mode=cate&cbid=2739269&csid=3&sort=n

2020年に初公開した、沈壽官窯と手仕事フォーラムの協働で誕生した
ふだん使いの白薩摩(白もん)のうつわです。
今回はシーズン2のお披露目。新作からご紹介します。

人気だったスープ鉢がサイズアップして7寸になりました。
http://teshigoto.shop/?pid=162592389

丸型のマグカップ。
http://teshigoto.shop/?pid=162592285

あとは今までなかった小さなうつわを追加しました。
3.5寸皿
http://teshigoto.shop/?pid=162591931
ぐいのみ
http://teshigoto.shop/?pid=162591802

品切れとなっていたうつわも再入荷していますので、合わせてご覧ください。

料理を引き立ててくれる、柔らかい乳白色。
絵付けを施さない無地のうつわですが、
表面には微細な貫入(ひび)があり、上品な佇まい。
静かな存在感を放ちます。
沈壽官窯ロクロ職人の平嶺さんによる丁寧なロクロ仕事で、
手に馴染み、使いやすく、毎日の食卓で活躍してくれます。

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いろは窯が入荷しました

久しぶりに「いろは窯」から入荷です。
http://teshigoto.shop/?mode=cate&cbid=2542677&csid=12&sort=n

三重県の多気町で窯を営む服部日出夫さん。
服部さんは、濱田庄司や河井寛次郎の弟子で、
丹波焼の再興に取り組んだ奥田康博(1920-1999)に師事。
職人として、長年にわたって師を支えました。
師に学んだ技術を基に、暮らしに寄り添ううつわ作りに取り組んでいます。

服部さんのうつわの代名詞ともいえる、柔らかな青。
呉須(コバルト)と、”ダミ”と呼ばれる石灰釉とを交互に
筆で4〜6回塗り重ねることで生まれます。
落ち着いた色調で深みのある青の中に、筆の跡も見ることができます。
奥田康博が河井寛次郎に学んだ技術で、
その技術を師から受け継いで仕事をされています。

服部さんが得意とする唐草模様。
もともと絵を描くのが好きだった服部さんが、師の元で始めた模様です。
流れるような熟練の筆運び。
呉須の色調と相まって、味わい深い雰囲気が生まれます。

色や模様ももちろんですが、ロクロ技術も素晴らしいと思います。
きれいな形でバランスが良く、持ちやすく、使いやすいです。
毎日の食卓で活躍してくれます。

今回は、新しいうつわも色々とお願いしました。

通常は呉須(青)で描いている唐草模様を、鉄釉で描いて頂きました。
(服部さん自身初めて鉄で描いたとのこと)
なかなか良い雰囲気に仕上がりました。
4寸飯碗 鉄唐草
http://teshigoto.shop/?pid=162563903

新入荷のぐい呑み
麦わら手も、絵付けを得意とする服部さんならではの仕事です。
http://teshigoto.shop/?pid=162563890

手に馴染むサイズのそばちょこ。湯呑としても。
http://teshigoto.shop/?pid=162563891

かわいらしい形の汁碗。使いやすいです。
http://teshigoto.shop/?pid=162563900

他にも定番も含めて入荷してますので、どうぞご覧ください。

オガミノさんの食卓【第6回】ガラスのうつわ編2

オガミノさんの食卓【第6回】

本格的なインド料理教室として名高い「キッチンスタジオ・ペイズリー」で、
講師として活動されているオガミノさん。
広大なインドの文化と食の多様性、インドの食文化の面白さに惹かれ、
インド料理の道を志されたのだそうです。
そんなオガミノさんは、手仕事フォーラムの活動などを通じて、
日本の手仕事にも深い興味を持ち、いろいろなうつわを
日々の暮らしに採り入れています。
この企画は、オガミノさんの日常の食卓を覗き、そこで使われているうつわ、
そして、オガミノさんが得意とするインド料理を(ちょっとだけ)紹介する企画です。

前回に続いて、今回もガラスのうつわの食卓です。
季節は梅雨。
毎日ジメジメ、ムシムシで、なんとなく食欲も減退気味な人もいらっしゃるのではないでしょうか。
こんな季節に、気分をすっきりとさせてくれそうな爽やかな食卓を用意して頂きました。

今回は、前回と違って見慣れた印象で少しホッとしました笑
さっそくメニューを紹介していただきましょう。

傣族(タイ族)のレモン鶏
雲南省のシーサンパンナ(西双版納)はミャンマー、ラオスと国境を接し、タイともメコン川の水運で繋がれた土地。古くからタイ族という少数民族が住み、食文化もハーブを多用するなど隣国の影響を色濃く受けています。
このレモン鶏は、茹でた鶏をスパイスを入れたレモン塩水に浸けて味を染み込ませ、仕上げにフェンネルやミント、香菜などのハーブをかけたシーサンパンナ名物の冷菜。レモンの酸味にたっぷりのハーブが爽やかで、暑い夏にぴったりの一品。
きゅうりとキクラゲの和え物
(うつわ:西川孝次 縁折り返し鉢)
きゅうり、キクラゲ、生姜、大葉、白ごまを和えて、木姜油という柑橘系の香りのするオイルで味をつけています。
フェンネル入りオムレツ
(うつわ:ふだん使いの”薩摩の白もん” 7寸平皿)
たっぷりのフェンネルが入ったオムレツ。油はピーナッツオイルを使っていて、ナッツ香とフェンネルがよく合うオトナのオムレツ。

今回のメインは、中国の少数民族料理とのこと。
『ハーブ中華・発酵中華・スパイス中華』という本を参考にされているそうです。

「レモン鶏」が乗った青色の「リム付き角深皿」。
落ち着いた青色が爽やかで、料理や薬味、レモンの色を鮮やかに引き立てています。
白色のクロスとの相性も◎。美味しそうです。

さっぱりと頂けそうな「きゅうりとキクラゲの和え物」も、
透明なガラスのうつわのおかげで、爽やかさアップ。
焼きものに乗せるよりも、より涼しげに映えますね。

オガミノさんにうつわを使った感想をいただきました。

星耕硝子・リム付き角深皿
深いブルーがとても美しいリム付きのガラス皿、
深さがあるので冷製スープや汁気のある冷菜などにぴったりです。
濃い色合いのガラスはテーブルの色がダークだと沈んでしまうので、
白系のクロスを敷くときれいな色とガラスの透明感が食卓でも楽しめます。

背景で印象が変わるのもガラスの器ならではですね。
模様や色が入ったクロスと組み合わせても楽しめそうです。

オガミノさん、今回もご馳走様でした。

ガラスのお皿や鉢は、以下よりご覧いただけます。

「手しごとのガラス展」ガラス皿・鉢

 

 

オガミノさんの食卓【第5回】ガラスのうつわ編1

オガミノさんの食卓【第5回】

本格的なインド料理教室として名高い「キッチンスタジオ・ペイズリー」で、
講師として活動されているオガミノさん。
広大なインドの文化と食の多様性、インドの食文化の面白さに惹かれ、
インド料理の道を志されたのだそうです。
そんなオガミノさんは、手仕事フォーラムの活動などを通じて、
日本の手仕事にも深い興味を持ち、いろいろなうつわを
日々の暮らしに採り入れています。
この企画は、オガミノさんの日常の食卓を覗き、そこで使われているうつわ、
そして、オガミノさんが得意とするインド料理を(ちょっとだけ)紹介する企画です。

あっという間に6月。夏の陽気が感じられる日が増えてきました。
今年の夏も暑くなりそうです。
こんな季節には、ガラスのうつわを使って、涼しげな食卓もおすすめです。
ということで、今回はオガミノさんにガラスのうつわを使った食卓をお願いしてみました。

・・・今回は、見たこともないような料理が並んでいます。
まずはオガミノさんに解説をしてもらいましょう。

パニプリ
中が空洞の丸くて薄い揚げボール「プリ」の中にじゃがいもや豆などを入れて、香菜やミントがベースのハーブ&スパイス水「パニ」(お皿中央のピッチャー)を注いで一口で食べるインド屋台の定番スナック
ダヒプリ
プリの中に、じゃがいも、豆などに加えてヨーグルト(ヒンディー語で「ダヒ」)、タマリンドの甘酸っぱいソース、香菜のソースをかけて、一口で食べるスナック。
ダヒワダ
(うつわ:星耕硝子 リム付角深皿
ワダ(お豆でできた甘くないドーナツのようなインドのスナック)をヨーグルトで浸し、タマリンドの甘酸っぱいソース、香菜のソース、スパイス等をかけたもの。
パウバジ
じゃがいものシンプルなカレーにたっぷりのバターで焼いたパンを合わせていただくムンバイの定番ストリートフード。
コーンチャート
とうもろこし、紫玉ねぎ、トマト、香菜、グリーンチリとスパイスを合わせたサラダ。
アームカパンナ

石垣島からの到来品の青マンゴーをたくさん頂いたので、アームカパンナというインドの伝統的な夏の健康ドリンクを作ってみました。
未熟な青マンゴーは酸っぱく、 インドではピクルスに加工したりするほか、乾燥させてパウダーにしたものも酸味材のスパイスとしてよく使われます。そんな青マンゴーを煮て、クミン等のスパイス、 砂糖、 黒岩塩を加えてピュレにしたものを水で割ったのがアームカパンナ。
青マンゴーの爽やかな酸味とスパイスと砂糖で甘酸っぱスパイシー、そして黒岩塩の旨味とほんのりとした塩気が加わり、真夏の暑さの中での一杯は心身ともにリフレッシュさせてくれます。
鉄分やビタミン、ミネラルを豊富に含み、抗酸化作用、疲労回復効果、胃腸の機能を整える効果などもあり、酷暑のインドの真夏には欠かせない夏バテ防止ドリンクです。

今回はなかなか珍しいものばかり。
どれもインドのストリートフード=屋台料理だそうです。
インド料理の奥深さを思い知らされます。

インドの屋台の様子(写真:オガミノさん)

今回は、様々な手吹きガラスの皿や鉢を使って頂きました。
吹きガラスは耐熱ではありませんので、常温または冷たい料理に使えます。
インドには冷たい料理はなかなか無いそうで、そんな制約の中で
興味深いメニューをたくさん紹介してくださいました。

ガラスは透明ですので、焼き物とはまた違う印象で、食卓を彩ってくれます。


カレーはニジノハ(Rainbow Leaf)の大鉢に。
鉢の透明感のある緑色と料理がよくマッチしています。


色鮮やかなパニプリと、ガラスの皿とピッチャー、下に敷かれた裂織りのセンター、
それぞれが引き立てあっています。
透明のお皿だと、テーブルセンターやテーブルクロスと組み合わせても楽しめます。

こちらは、刺身をガラスの大皿に盛り付けた写真。

中華の冷菜(干豆腐とフェンネル、香菜の和え物)。
うつわは、太田潤さんの口巻きモール小鉢
ガラスのモール(凹凸による波状の模様)の陰影が食卓に映り、綺麗です。

オガミノさんに、ガラスの器を使った使用感を伺いました。
「ガラスの器なので、器へのにおい移りを気にする必要がなく、
案外インド料理とフィットするかも?と思いました。
鉢物はサラダのほか、冷菜や冷やした煮物などを盛っても涼しげで、
1つ持っていると便利だと思います」
とのこと。

確かに、焼きもの(陶器)ですと料理のにおいなどが残ってしまい、
洗っても落ちないことがありますが、ガラスだとその心配はありません。

陶器と違った楽しみ方が出来て、涼しげな食卓を演出するガラスの器。
夏の食卓に、取り入れてみてはいかがでしょうか。

オガミノさん、今回もご馳走様でした。

ガラスのお皿や鉢は、以下よりご覧いただけます。

「手しごとのガラス展」ガラス皿・鉢

 

 

送料無料サービスを改定します

2021年4月1日より、送料無料サービスを改定いたします。

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【税込10,000円以上】ご購入で送料無料サービスといたします。

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オガミノさんの食卓【第4回】朝食とおやつ編

オガミノさんの食卓【第4回】

本格的なインド料理教室として名高い「キッチンスタジオ・ペイズリー」で、
講師として活動されているオガミノさん。
広大なインドの文化と食の多様性、インドの食文化の面白さに惹かれ、
インド料理の道を志されたのだそうです。
そんなオガミノさんは、手仕事フォーラムの活動などを通じて、
日本の手仕事にも深い興味を持ち、いろいろなうつわを
日々の暮らしに採り入れています。
この企画は、オガミノさんの日常の食卓を覗き、そこで使われているうつわ、
そして、オガミノさんが得意とするインド料理を(ちょっとだけ)紹介する企画です。

今回は朝食編とおやつ編の2本立てです。
さっそく、朝食編から。

鮮やかな色のソースがかかったワッフルに、スープ。
お洒落な朝食のテーブルですね!

さっそくメニューを解説いただきましょう。

ワッフル 自家製ルバーブソース添え
うつわ:ふだん使いの”薩摩の白もん”  平皿

休日の朝食、たまには気分を変えてと、ワッフルを焼いてルバーブソースをかけました。ルバーブに加えてチョコレートソースをかけ、フルーツを散らして、ホイップクリームも添えて。いつも朝は地味な和食の我が家、子どもたちには夢のような朝食だったようです。

かぼちゃのポタージュ
うつわ:小鹿田焼・黒木昌伸窯 スープカップ

バターで玉ねぎとかぼちゃを炒め、水を入れて柔らかくなるまで煮たあと、ブレンダーでペーストにして牛乳でのばしてポタージュに。吸い口には、第二回でご紹介したローストクミンパウダーをあしらっています。

ワッフル。白もんの温かみのある白に、色とりどりのソースが映えますね。本当に美味しそうです。

引き続き、おやつ編。

小豆オーレ
うつわ:小鹿田焼・黒木昌伸窯 スープカップ

小豆の茹で汁をミルクで割って、お砂糖で甘みをつけたもの。
(カフェオレの小豆版のようなもの)
地味ですがホッとする味わいです。
小豆のカレーを作るために豆を茹でた日にできたドリンクです。

胡麻のスコーン
うつわ:小鹿田焼 4寸皿

小嶋ルミ先生のレシピ。工程や計量は手間がかかりますが、このスコーンを知ってしまうと他には戻れないほど気に入っています。外側はサクッと、中はフワフワの生地に発酵バターの香り、炒り立ての白ごまと黒ごまの香りが口の中で広がり、たまらぬ美味しさです。

器を使った感想もうかがいました。

ふだん使いの”薩摩の白もん” 平皿(ワッフル)

柔らかな乳白色の 温かみがあるリム付き平皿、
厚みも薄すぎもせずカジュアルにもなりすぎず、
とても品よく日常の食卓を映えさせてくれます。
今回はワッフルを盛り付けてみましたが、
トーストにサラダを添えても十分なサイズなので、
朝食のシーンで活躍してくれています。
また、お肉や魚料理など、メインディッシュを盛り付けると、

リムの余白がお料理を引き立ててくれて、おうちごはんがお店みたいに変身しますよ。

小鹿田焼・黒木昌伸窯 スープカップ (かぼちゃのスープ、小豆オーレ)

柔らかなモスグリーンの地に、青磁のような薄い水色と、明るい茶色の釉薬が
縦に流しかけられたスープカップ。
ぷっくりとした柔らかな形は睡蓮鉢がモデルなのだそうですが、
安定感があって子どもでも使いやすいです。
用途もいろいろ。スープを入れるのはもちろん、
カフェオレボウルとして使ったり、シリアルを入れたり。
お味噌汁も普段はお椀でいただきますが、このスープカップに入れると、
ちょっと新鮮で楽しい食卓にもなります。
………………………………………………….
今回は朝食とおやつを取り上げましたが、どれも本当に美味しそうですね。
特にワッフルは、お皿の雰囲気との相乗効果もあってか、まさにレストランメニュー。
こんな料理が朝から出てくるなんて…羨ましいです。
ごちそうさまでしたm(_ _)m

今回ご紹介したうつわは、こちらよりオンラインショップページをご覧いただけます。
(一部品薄となっている品もございます。ご了承ください)

それでは、また次回をお楽しみに。