オガミノさんの食卓【第4回】朝食とおやつ編

オガミノさんの食卓【第4回】

本格的なインド料理教室として名高い「キッチンスタジオ・ペイズリー」で、
講師として活動されているオガミノさん。
広大なインドの文化と食の多様性、インドの食文化の面白さに惹かれ、
インド料理の道を志されたのだそうです。
そんなオガミノさんは、手仕事フォーラムの活動などを通じて、
日本の手仕事にも深い興味を持ち、いろいろなうつわを
日々の暮らしに採り入れています。
この企画は、オガミノさんの日常の食卓を覗き、そこで使われているうつわ、
そして、オガミノさんが得意とするインド料理を(ちょっとだけ)紹介する企画です。

今回は朝食編とおやつ編の2本立てです。
さっそく、朝食編から。

鮮やかな色のソースがかかったワッフルに、スープ。
お洒落な朝食のテーブルですね!

さっそくメニューを解説いただきましょう。

ワッフル 自家製ルバーブソース添え
うつわ:ふだん使いの”薩摩の白もん”  平皿

休日の朝食、たまには気分を変えてと、ワッフルを焼いてルバーブソースをかけました。ルバーブに加えてチョコレートソースをかけ、フルーツを散らして、ホイップクリームも添えて。いつも朝は地味な和食の我が家、子どもたちには夢のような朝食だったようです。

かぼちゃのポタージュ
うつわ:小鹿田焼・黒木昌伸窯 スープカップ

バターで玉ねぎとかぼちゃを炒め、水を入れて柔らかくなるまで煮たあと、ブレンダーでペーストにして牛乳でのばしてポタージュに。吸い口には、第二回でご紹介したローストクミンパウダーをあしらっています。

ワッフル。白もんの温かみのある白に、色とりどりのソースが映えますね。本当に美味しそうです。

引き続き、おやつ編。

小豆オーレ
うつわ:小鹿田焼・黒木昌伸窯 スープカップ

小豆の茹で汁をミルクで割って、お砂糖で甘みをつけたもの。
(カフェオレの小豆版のようなもの)
地味ですがホッとする味わいです。
小豆のカレーを作るために豆を茹でた日にできたドリンクです。

胡麻のスコーン
うつわ:小鹿田焼 4寸皿

小嶋ルミ先生のレシピ。工程や計量は手間がかかりますが、このスコーンを知ってしまうと他には戻れないほど気に入っています。外側はサクッと、中はフワフワの生地に発酵バターの香り、炒り立ての白ごまと黒ごまの香りが口の中で広がり、たまらぬ美味しさです。

器を使った感想もうかがいました。

ふだん使いの”薩摩の白もん” 平皿(ワッフル)

柔らかな乳白色の 温かみがあるリム付き平皿、
厚みも薄すぎもせずカジュアルにもなりすぎず、
とても品よく日常の食卓を映えさせてくれます。
今回はワッフルを盛り付けてみましたが、
トーストにサラダを添えても十分なサイズなので、
朝食のシーンで活躍してくれています。
また、お肉や魚料理など、メインディッシュを盛り付けると、

リムの余白がお料理を引き立ててくれて、おうちごはんがお店みたいに変身しますよ。

小鹿田焼・黒木昌伸窯 スープカップ (かぼちゃのスープ、小豆オーレ)

柔らかなモスグリーンの地に、青磁のような薄い水色と、明るい茶色の釉薬が
縦に流しかけられたスープカップ。
ぷっくりとした柔らかな形は睡蓮鉢がモデルなのだそうですが、
安定感があって子どもでも使いやすいです。
用途もいろいろ。スープを入れるのはもちろん、
カフェオレボウルとして使ったり、シリアルを入れたり。
お味噌汁も普段はお椀でいただきますが、このスープカップに入れると、
ちょっと新鮮で楽しい食卓にもなります。
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今回は朝食とおやつを取り上げましたが、どれも本当に美味しそうですね。
特にワッフルは、お皿の雰囲気との相乗効果もあってか、まさにレストランメニュー。
こんな料理が朝から出てくるなんて…羨ましいです。
ごちそうさまでしたm(_ _)m

今回ご紹介したうつわは、こちらよりオンラインショップページをご覧いただけます。
(一部品薄となっている品もございます。ご了承ください)

それでは、また次回をお楽しみに。