「手しごとのガラス展」オンライン開催のお知らせ

「手しごとのガラス展」をオンライン開催します。
こちらからご覧ください。

手しごとではお馴染みの3軒の作り手さんから、今年も色々と届きました。

星耕硝子の伊藤さんからは、ピッチャーやワイングラスをはじめ、
定番のコップや鉢、皿なども。
丁寧かつ堅実な仕事で、使いやすく、柔らかな雰囲気が魅力です。
星耕硝子の製品はこちら

伊藤さんには、今年は泡ガラスをお願いしました。
いつも定番品に泡を用いることはあまりないのですが、
今回はワイングラスや小鉢などをお願いしてみました。
どれも涼しげでとても良いです。
ワイングラスなども、飲み物の色がより映えます。ぜひお試しください。
星耕硝子の泡ガラスの製品はこちら

ニジノハ(RainbowLeaf)の平岩さん。
再生ガラスを用いており、しなやかで、優しい雰囲気。
丁寧なつくりで、使いやすく、あたたかみがあります。
ニジノハ(RainbowLeaf)の製品はこちら

今回は、手しごとでは定番(オリジナルかもしれません)のタンブラーで、
平岩さんが修行した奥原硝子では定番の、帯巻きをお願いしました
ストレートな形のタンブラーの胴に、ぐるっと一周色ガラスをつけることで、
アクセントを加えるとともに、滑りにくく、持ちやすさにも寄与しています。
他にも、3寸鉢帯巻きの大鉢なども新作です。

太田潤さんからは定番製品を中心に届いています。
歪みやばらつきは多いですが、独特のおおらかさ、素朴さは
惹きつける力があります。
太田潤手吹き硝子工房の製品はこちら
新着のハイボールグラス 。どっしりとしていて力強い潤さんならではの仕事。
ワイングラスも歪みやがたつきはありますが、愛嬌があります。

ガラス以外にも、夏らしいコースターやティーマットもご紹介します。
新潟の佐藤多香子さん・公基さん親子の仕事です。
佐藤多香子さん・公基さんの織りはこちら

美大を卒業後、倉敷の本染手織研究所で染織を学んだ佐藤多香子さん。
裂織の仕事にも、ただ布を裂いて仕立てただけではない、
佐藤さんならではの感覚から生まれた魅力が備わっています。
ぜひ細部までご覧ください。

【おまけ】10%OFFクーポンを配信します
日頃のご愛顧を感謝しまして、当ブログをご覧くださっている皆様に
10%OFFクーポンを配信します。
クーポンは、2022年7月末まで有効です。
申し訳ありませんが「手しごとのガラス展」の品物は対象外です。
ご了承ください。

クーポンコード CP10PJUL22

・3000円以上のお買い物にご利用いただけます
・本クーポンの有効期限は2022/7/31となります
・他のクーポンとの併用はできません
・期間中は何度でもご利用いただけますが、予定数に達し次第終了となります

ぜひ、この機会にご利用ください。

小鹿田焼が入荷しました

オンラインショップと展示室に、小鹿田焼の新着を並べました。
坂本浩二窯と黒木昌伸窯から、7月と10月に窯出しされたものです。
オンラインショップはこちらからご覧ください。

今回は第1弾です。人気のマグカップやスープカップや、ピッチャーなどを中心に。
これからの季節、鍋の食卓で使いたい小鉢や汁碗などもあります。

第2弾はお皿類や湯呑、飯碗などを中心に、11月15日頃公開予定です。
もうしばらくお待ちください。

展示室は、オープニングイベント「島根のやきもの展」は終了しましたが、まだまだたくさん並べています。
小鹿田焼と合わせてご覧いただければと思います。
どうぞお立ち寄りください。

尾山台実店舗の営業を終了しました

本日7月12日 18:00をもちまして、尾山台の実店舗の営業を終了いたしました。
営業休止をお知らせしてから1カ月足らずでしたが、
本当にたくさんのお客様にご来店いただきました。
多くのお客様が応援してくださっていたことを実感し、感謝の気持ちでいっぱいです。
同時に、慣れ親しんだお客様がたくさんいらっしゃる、
この尾山台を離れることを本当に寂しく思います。

この店を支援してくださったお客様、作り手の皆様、
全ての方に心より御礼を申し上げます。

「手しごと」は、日本の手仕事の素晴らしさを、より多くの人に知っていただくために、
手仕事フォーラム会員の皆さんの支援のもと、生まれたお店です。

店にはなるべく幅広い産地の品を置き、手仕事に接する機会が少ない人にも
興味を持っていただけるようなイベントを開催するなど、
様々なアプローチを試みました。
おかげで、地元の住民や、近くの病院に通院される方などにも、
よく覗いてくださる方が増えました。
しかし、店舗営業だけではなく、より多角的なアプローチで情報発信することが、
今の自分たちがやっていくべきことなのではと考えるようになりました。

その第一歩として、今年2月にはオンラインショップを立ち上げました。
店舗だけで物を紹介するのではなく、インターネットでより広く発信し、
同時に、物の魅力をより深く伝えるための取り組みです。
これからの仕事により適した場所、営業形態に切り替えることを考えてきましたが、
そこに今回のコロナが重なり、動くなら今、と判断するに至った次第です。

いずれ落ち着きましたら、展示会やイベントの活動を再開しますし、
もっと力を入れていきたいと考えています。
また、オンラインショップだけでなく、実物を見ていただけるような
機会・場所も設けたいと考えています。
もっとたくさんの方に、手仕事の素晴らしさを伝える体制を整えます。
それまでの「休止」です。

昨今頻発する自然災害をはじめ、様々な社会情勢の変化は、
日本の手仕事にも着実に影響を及ぼしつつあります。
この数年でも、作り手の高齢化などにより、多くの手仕事が失われました。
私たちは、長年培われてきた日本の優れた手仕事を次代に繋げるため、
留まることなく、前に進みます。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

手しごと 代表 久野民樹

ふだん使いの”薩摩の白もん”のこと(2)

前編はこちら→ふだん使いの“薩摩の白もん”のこと(1)

「ふだん使いの白もん」を新たに作り、
薩摩焼を人々の暮らしに寄り添う形で
未来へつなごうという久野恵一の思いに、
沈壽官窯当主の十五代沈壽官氏は応じます。
薩摩焼の歴史を背負ってきた沈壽官窯にとっても、
別の形の白もんを生み出すという取り組みは、
大きなチャレンジだったのではと思います。

久野恵一がこれまで各地で取り組んできた、
作り手の製作指導や、新作のプロデュースの経験を元に、
国内外・時代を問わず、様々なうつわを見本として持ち込みました。
沈壽官窯のロクロ職人・平嶺さんは、それらをもとに試作品作りに取り組みました。

平嶺さん。


例えば、この切立皿。
元々は同じ鹿児島の龍門司焼で作られていた皿が見本になっています。

▲左が「白もん」、右が見本となった龍門司焼の皿

飯碗は、大分の小鹿田焼が見本に。

いずれも突飛なものはなく、日本で長年使われてきた形であり、
毎日の食卓に馴染み、流行り廃りのない、まさに”ふだん使い”です。

また、新しいうつわ作りには、これまで沈壽官窯では用いられなかった
ハンドル(持ち手)作りが新たに導入されました。

沈壽官窯では、型を使って成形されたハンドルを
本体に後付けする手法を用いていましたが、
今回のうつわでは、よく水を含ませて伸ばした陶土を、
ロクロ成形後の本体に直接取り付ける手法(ウェットハンドルと呼ばれ、
バーナード・リーチが西洋の器作りの中で伝えた手法と同じ)を用いています。
この技術を伝えるために、小鹿田焼の陶工が招かれました。

試作品の製作は順調に進みましたが、久野恵一は志半ばで急逝。
残された平嶺さんと、新たに入った私(久野民樹)が
このプロジェクトを引き継ぎました。
今でこそ、このブログのような解説を書いていますが、
当初は二人とも、そもそも久野恵一の意図すらわかっていない中での出発で、
お互い色々議論したり、勉強をしながら。途中寄り道もしつつ。
時間はかかりましたが(十五代からお叱りを受けました笑)、
手仕事フォーラムの皆さんの後押しもあり、ようやく発表となりました。

平嶺さんの発案で、陶土には、沈壽官窯の通常の白もんを作る際に出る
屑土(ロクロ成形後の削りの工程で出る、いわゆる削りかす)を
再利用することになりました。
通常は不純物が混ざるため、全て捨てられます。
(ちなみに、他の陶器の産地では、多くの場合屑土は再利用されます)
さらに、釉薬を調整して、本来の白もんの白色よりも雑味を増して、
ロクロの成形は、通常よりもざっくりとした仕上がりとなっています。
(通常の白もんは、成形後に絵付けをするため、表面がなめらかになるよう、丁寧に整えます)

このように、程よい雑味が加わることで、
使い手にとって、より身近なうつわに感じられるような、
温かみのある風合いを目指しました。
かつて海外に輸出されていた美術品のような白もんではなく、
それ以前に作られていたような、素朴な白もんに近いのではと考えています。

「本来の白もんは献上品なので、人の手の気配を消すようにつくる」と、
平嶺さんは言っていました。
ふだん使いの白もんは、逆に、人の手の温もりを感じとってもらえるように
つくられました。

沈壽官窯は基本的に分業制です。ロクロ、絵付け、彫刻などの工程はもちろん、
釉薬掛けや焼成も全て別々の職人さんが担当しています。
多くの職人の皆さんの新たな取り組みのもと、このうつわが出来上がりました。

「ふだん使いの”薩摩の白もん”」を写真でご紹介します。
いずれも、普段の食卓のシーンをイメージして撮影したものです。

手前から時計回りに:汁碗(ご飯茶碗として使用)、湯呑、浅鉢7寸、飯碗、切立皿、平皿8寸


(手前から時計回りに)浅鉢5寸、スープカップ、切立皿


花瓶、平皿5寸、カップアンドソーサー


(手前から時計回りに)スープ皿、ボウル、マグカップ

ふだん使いの“薩摩の白もん”のこと(1)

「ふだん使いの“薩摩の白もん”」は、鹿児島・薩摩焼の窯元 沈壽官窯と手仕事フォーラムの協同で新たに生まれた、
白もん(白薩摩)による普段使いのうつわです。
白い無地の陶器ですが、独特の乳白色の陶土に透明感のある釉薬をまとい、
上品な輝きを放ちます。

わざわざ「ふだん使い」と謳っているのは、この器の独特な成り立ちにあります。

薩摩の「白もん」のあゆみ

薩摩の焼きものは、安土桃山時代の末期、豊臣秀吉がはじめた
朝鮮出兵(文禄・慶長の役)の退軍に合わせて、
薩摩藩によって現地から連行され、渡来した陶工たちによって始められました。

それまで焼きもの作りの文化が無かった薩摩に、朝鮮の先端技術がもたらされたのでした。

当初は、陶工らと共に朝鮮から持ち込まれた(盗んできた)陶土を用いて、
白い焼き物が焼かれていました。
材料などは全て朝鮮のもので、日本のものは”火だけ”=火ばかりなので
「火計手(ひばかりで)」と呼ばれます。

白い陶器の原料となる土は希少で、国内でも採れる産地は非常に限られますが、
彼らは土を求めて薩摩を渡り歩き、10年以上に渡る探索ののちに土を発見。
生まれた「白もん」は、柔らかい輝きを放つ乳白色でした。
そのうつわは、白磁とも従来の陶器とも異なるものです。
茶の湯に傾倒する各地の大名たちを虜にしたと言います。
薩摩藩は、その希少価値を高めるとともに、藩外への技術流出を防ぐため、
白もんを藩の御用として独占、一般に用いることを認めませんでした。

薩摩焼に転機が訪れたのは、江戸時代の末期です。
1867年に日本が初めて国として参加した、パリで開かれた万国博覧会。
薩摩藩は、このパリ万博に江戸幕府と同等の立場として参加し、
そこで展示した高さ2mもある白もんの大花瓶が脚光を浴びます。
「金爛手」と呼ばれる金の絵付けなど、絢爛豪華な装飾を施した
オブジェや花器などが海外で高い人気を呼び、空前の薩摩焼ブームが到来。
海外では「SATSUMA」という名で呼ばれ、世界各地に運ばれます。
日本では「京薩摩」や「横浜薩摩」と呼ばれる、
薩摩から素地だけを持ち込んで絵付けをする、
輸出向けの白い陶器が登場するほどでした。
この立役者となったのが、朝鮮からの渡来以来、
代々薩摩焼の職人を勤めてきた沈家の十二代で、
細工職人であると同時に、当時の薩摩藩窯の工長だった沈 壽官です。
沈 壽官は、苗代川(現在の美山)に沈壽官窯の前身となる
「玉光山陶器製造場」を設立(1875年)。現代に続く礎を築きます。
以来、沈家の当主は「沈 壽官」の名を襲名するようになりました。

さて、薩摩焼には「白もん」に対して「黒もん」があります。
「黒もん」は、鉄分が多く含まれる土を原料にした陶器で、
赤黒い土肌のごく素朴な焼きものです。
渡来した陶工たちが最初に作りはじめたのは、この黒もんでした。
甕などをはじめとした大物容器から、こね鉢やすり鉢といった調理器具、
碗や皿、酒器などといった食器にいたるまで幅広く、
大衆に用いられる雑器が作られました。
柳宗悦をはじめとした民藝同人たちは、1934年に苗代川を訪れます。
そこには、おそらく創始以来変わらぬ雰囲気のまま作り続けられている
たくさんの黒もんがあり、柳らは歓喜したと言います。
柳は、「苗代川の黒物」として、世に広く紹介しました。

山と積まれる黒物の置場で、昔ながらの名器を選び出す事は、さして難事ではない。
・・・それほど品物には古作品の俤(おもかげ)が残る。
・・・遷り変りが忙しく新古の闘いが激しい現代で、
このようなものに逢えるのは恵みとも思える。
一世紀前に消えていたとて何も不思議ではない。
それが現に、それも盛に作られているのであるから驚くべき現象である。
・・・黒物はどうしても薩摩焼の正系である。(柳宗悦「苗代川の黒物」より)

一方で、元来より「上手もの」として用いられた白もんに対しては、
高級品としてもてはやす風潮を強く否定し、
「苗代川の陶器では吾々は躊躇なく白物より黒物を挙げる」と述べています。

このように白もんは、民藝とは対極にある道を歩んできた焼きものです。
現代においても、沈壽官窯の作品は、薩摩焼が海外に広く展開した当時の流れを汲み、
緻密な細工や雅な絵付けが施された茶道具や置物などが中心。
なかなか、一般に手に届くものではありません。
食器なども作られていますが、どちらかと言えば「普段使い」というより特別な時、
いわゆる「ハレの日」に用いる器という言葉が適当かもしれません。

白もんは、そもそもふだん使いでは無く、
ふだん使いであったこともないのです。

そんな白もんを用いて、「ふだん使い」の器を作ることを沈壽官窯に持ちかけたのが、
手仕事フォーラムの発起人であり、もやい工藝、手しごとを創業した久野恵一でした。

「白もん」の普段使いの器を作る理由

苗代川は、渡来した陶工たちの集落がつくられ、焼きもの作りが行われた土地でした。
(昭和中期頃に「美山」という地名に変わりましたが、今も薩摩焼の窯元があります)
陶工たちは、白もん・黒もんを問わず焼きもの作りに精を出し、
藩は彼らに武士の身分を与え、保護した一方で、
彼らに朝鮮の習俗を守らせ、日本人との結婚の自由を与えませんでした。
柳宗悦らが当地を訪れた時、渡来からすでに300年以上が経っていたものの、
黒もんには、朝鮮から運ばれてきた創始以来の文化の香りが残っていました。
それは、この土地が歩んできた、特異な歴史の遺産そのものと言えるかもしれません。

残念ながら当時の黒もんは、現在では見る影もありません。
時代の流れ、生活環境の変化とともに失われたと言っていいでしょう。
しかし、かつての苗代川の焼きものが持っていた独特の文化が、
完全に失われてはいなかったことを、久野恵一は沈壽官窯の白もんに見出したのでした。

沈壽官窯の展示場には、比較的手頃な値段で買える、
いわゆる”窯もの”と呼ばれる製品が並んでいます。
湯呑やぐいのみから茶碗、皿まで、様々なものがありますが、
久野恵一はそれらの造形に、李朝(朝鮮)の陶器に通じたものがあることを見出しました。
さらに、作品ではなく、数物(同じ規格で多産される製品)を作ることができる
高い技術を持った職人がいることに着目します。

柳らが苗代川を訪れた際には、沈壽官窯にも立ち寄っていますが、
おそらく当時作られていた白もんには、ほとんど興味を持たなかったことでしょう。
しかし、薩摩焼の創始以来、苗代川の地で薩摩焼を守り続けてきた沈壽官窯は、
名実ともに、その文化を現代に繋いでいたということです。

各地で育まれてきた手仕事を、その土地の文化・歴史を生かしつつ
現代の暮らしに寄り添う形にして、未来へ繋いでいく。
久野恵一が45年間に渡って続けてきた、日本の手仕事をつなぐ活動です。
沈壽官窯で作られていた、白もんのうつわ。
これを発展させて、誰もが手にとって日常で使える
”ふだん使い”のうつわを作ることで、薩摩焼をより広く伝えたい、
さらには、日本の陶磁文化の源流とも言える薩摩焼の文化・歴史を
未来に残したいという思いに繋がっていくのです。

続きます→ふだん使いの”薩摩の白もん”のこと(2)

楢岡焼

秋田県の楢岡焼をご紹介します。

赤茶色の器体に海鼠釉の鮮やかなブルーがひきたちます。

 

【楢岡焼】秋田県大仙市

江戸時代末期頃から、農業用の甕などの雑器を作ってきた窯ですが、時代の変化に合わせて、
食器類を作るようになっていきました。
海鼠釉には白土にナラの灰、藁灰を混ぜて使われ、焼成により鉄分と融合すると、
青みを帯びた白色になり、視覚的にとろりとした仕上がりをみせます。
白土は豊富には採れなかったため、器の外側は上半分にだけかけることが多く、
釉薬のかからない素地には鉄分の多い飴釉が施され、耐水性を持たせると同時に、
さらなる鉄分が海鼠釉におもしろい変化をもたらします。

今日の楢岡焼はより冴えた青みの濃いものになっています。
これは当代小松さん親子の研究により安定的に青色を出せるようになったものです。

 

現在店頭にあるもの。

飯碗
Φ11 h6.5cmほど

 

1.5合徳利
Φ7(最大部) h15cmほど
1合徳利
Φ6.5 h13cmほど

 

平皿
Φ13.5 h2.5cmほど

 

小皿
Φ9.5 h2.5cmほど

 

深鉢
Φ12 h6cmほど
Φ14 h6.5cmほど

 

今や希少な東北の民窯、楢岡焼。

どうぞ目で見て、触れてみて下さい。

 

 

小田中耕一さんの型染め絵「春のしつらえ展」

毎年おなじみになっている手仕事フォーラム製「日本の手仕事カレンダー」

岩手の染物屋さん・小田中耕一さんに、季節の風物をモチーフにして原画を染めていただいています。
心があたたまるような、ほっこりとした愛らしい絵柄の数々。

過去のカレンダーの絵柄からピックアップし、額装用のサイズの型を新たにつくり、表情のある和紙に1枚ずつ染めています。
手で染められたもの、やはり力がありますね。

額入り型染め絵 W20.5cm H15.5cm D1.7cm

 

 

おひなさま

 

たんぽぽとちょうちょ

 

春の学校

 

端午の節句 かぶとと男の子

 

こいのぼり

 

手吹きガラス

 

丸紋土瓶

 

徳利と皿(小石原焼)

 

背負いかご(かるい)

 

ホームスパン

 

季節によってかけかえられたら楽しいですね。

春の、夏、秋、冬のしつらえに。

 

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春のしつらえ展

2020/2/1(土) 〜 2/17(月)

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一部、オンラインショップに掲載しています。

 

「春のしつらえ展」佐藤多香子さんの裂織

今日は、新潟で染織を営む佐藤多香子さん、公基さんから届いた裂織をご紹介します。

お二人の思う早春のイメージ。
いかにも春、というより、春がちらちら見え隠れしているようで、
そうきたか!と思わされました。
たくさん写真を撮ったのでひたすら載せていきます。
ぜひお楽しみ下さい。

 

◆ワンショルダーバッグ
36×28×9(持ち手 裂織 6.5×61.5cm)(寸法はおおよそです)
裏表あり
マグネット留め具

 

◆ワンショルダーバッグ(藍)
36×28×8(持ち手 裂織 5.5×55cm)
マグネット留め

 

◆ショルダーバッグ
30×27×4(持ち手 2×105cm)
裏表あり
ファスナー付

 

◆手さげバッグ
37×31×9(持ち手 革 2×32cm)
裏表あり
ホック留め

 

◆テーブルランナー(ベージュ)
21×63cm(21×70タイプもあります)

 

◆テーブルランナー(ベージュ×青)
31×110cm

 

◆テーブルランナー(ベージュ×青)
31×147cm

 

◆テーブルランナー(緑×紫)
31×85cm

 

◆テーブルランナー(ベージュ×赤×黒)
31×110cm

 

◆ポーチ(藍)
20×15×3cm
裏表あり
ファスナー付

 

◆ポーチ(ベージュ)
22×15cm
ファスナー付

(A)

(B)

(C)

 

◆ペンケース
21×8cm
ファスナー付

 

◆ポット敷
20×20cm
裏表あり

(A)

(B)

(C)

(D)

(E)

 

◆コースター
藍 12.5×13cm
藍×白 12×12.5cm

 

 

「春のしつらえ展」

2/1(土)〜2/17(月)