オガミノさんの食卓【第6回】
本格的なインド料理教室として名高い「キッチンスタジオ・ペイズリー」で、
講師として活動されているオガミノさん。
広大なインドの文化と食の多様性、インドの食文化の面白さに惹かれ、
インド料理の道を志されたのだそうです。
そんなオガミノさんは、手仕事フォーラムの活動などを通じて、
日本の手仕事にも深い興味を持ち、いろいろなうつわを
日々の暮らしに採り入れています。
この企画は、オガミノさんの日常の食卓を覗き、そこで使われているうつわ、
そして、オガミノさんが得意とするインド料理を(ちょっとだけ)紹介する企画です。
前回に続いて、今回もガラスのうつわの食卓です。
季節は梅雨。
毎日ジメジメ、ムシムシで、なんとなく食欲も減退気味な人もいらっしゃるのではないでしょうか。
こんな季節に、気分をすっきりとさせてくれそうな爽やかな食卓を用意して頂きました。
今回は、前回と違って見慣れた印象で少しホッとしました笑
さっそくメニューを紹介していただきましょう。
(うつわ:西川孝次 縁折り返し鉢)
(うつわ:ふだん使いの”薩摩の白もん” 7寸平皿)
今回のメインは、中国の少数民族料理とのこと。
『ハーブ中華・発酵中華・スパイス中華』という本を参考にされているそうです。
「レモン鶏」が乗った青色の「リム付き角深皿」。
落ち着いた青色が爽やかで、料理や薬味、レモンの色を鮮やかに引き立てています。
白色のクロスとの相性も◎。美味しそうです。
さっぱりと頂けそうな「きゅうりとキクラゲの和え物」も、
透明なガラスのうつわのおかげで、爽やかさアップ。
焼きものに乗せるよりも、より涼しげに映えますね。
オガミノさんにうつわを使った感想をいただきました。
星耕硝子・リム付き角深皿
深いブルーがとても美しいリム付きのガラス皿、
深さがあるので冷製スープや汁気のある冷菜などにぴったりです。
濃い色合いのガラスはテーブルの色がダークだと沈んでしまうので、
白系のクロスを敷くときれいな色とガラスの透明感が食卓でも楽しめます。
背景で印象が変わるのもガラスの器ならではですね。
模様や色が入ったクロスと組み合わせても楽しめそうです。
オガミノさん、今回もご馳走様でした。
ガラスのお皿や鉢は、以下よりご覧いただけます。