小久慈焼をオンラインに掲載しました

オンラインでは、新たに小久慈焼をご紹介します。
https://teshigoto.shop/?mode=cate&cbid=2542677&csid=22&sort=n

岩手県の三陸沿岸北部・久慈に江戸時代末期にはじまった焼きものです。
久慈といえば、朝ドラ「あまちゃん」で話題になりましたが、
焼きものはあまり知られていないのではないかと思います。
窯元は1軒のみ。現在の当主・下嶽智美さんは、
伝統的な小久慈焼の特徴や形を引き継ぎつつ、
現代の暮らしに寄り添う器作りに取り組まれています。

地元で取れる、鉄分の含有量が少ない白色の陶土を用い、
糠白釉や飴釉をかけただけのシンプルなうつわです。
絵付けや装飾はほとんどありません。
そういった技術は根付かなかったようです。
ですが、温かみのある白色の陶土に、
釉薬の色味がよく合っていて、温かみのある表情を見せてくれます。

小久慈焼を代表する製品は、片口と言えるのではないかと思います。
注ぎ口が長く取られているのが特徴です。

4寸片口 白
https://teshigoto.shop/?pid=178751688

すり鉢は、古作を手本にして作られたものです。

4寸すり鉢 飴
https://teshigoto.shop/?pid=178751701

飴釉は、チョコレート色とも言えような独特の色合いで、
味わいがあります。

6寸リム皿 飴
https://teshigoto.shop/?pid=178751697

ぜひご覧ください。

期間限定:送料無料サービス拡大のお知らせ

2023年11月はオンラインショップのサービスを縮退させていただきます。

これを機に、送料無料サービスを拡大することにしました。
通常、お買い上げ金額合計10,000円以上で送料無料としていますが、
2023年11月中は、【合計5,000円以上】で送料無料とさせていただきます。

クーポンコード等は不要で、どなたもご利用いただけます。
この機会に是非どうぞ。

以下の期間のご注文が対象となります。
2023/11/1 0:00〜2023/11/30 23:59

2023年11月オンライン業務縮小のお知らせ

2023/10/3011/30の期間、オンラインショップの営業日(受注・発送業務)は、毎週土・日曜日に限定させていただきます。

オンラインショップは通常通り24時間ご利用いただけますが、
ご注文の確認・受付、発送は営業日のみの対応となりますので、
受注連絡や発送まで通常よりお待ちいただくことになります。
また、お届け日のご指定はお受けできません。

どうぞご了承ください。

手しごとのガラス展(オンライン・第1弾)を掲載しました

今年も「手しごとのガラス展」をオンラインに掲載しました。
https://teshigoto.shop/?mode=grp&gid=2401110&sort=n

第1弾は、主に定番外品のものや、いわゆる一点物が中心です。
定番品は第2弾は8月下旬に掲載予定です。

今年も、手しごとではお馴染みの3軒の作り手さんから色々とご紹介します。

秋田・星耕硝子から。
https://teshigoto.shop/?mode=cate&cbid=2542688&csid=1&sort=n

今回は、特大サイズのピッチャーをお願いしました。
https://teshigoto.shop/?pid=176258772
1リットル入るピッチャー、貴重だと思います。
伊藤さんならではの丁寧なつくりで、持ちやすく、扱いやすい。
適度な重さですので、毎日使えるでしょう。
現在の星耕硝子では最大サイズの仕事とのこと。
これだけ大きなガラスを持ちながら、手をつけたり色ガラスを巻いたりと
細工をするわけですから、体にも相当の負担だと思います。
奥さんの伊藤亜紀さん曰く、今しかできない仕事。
そんな仕事をぜひご覧ください。

泡ガラスのランプシェード。
https://teshigoto.shop/?pid=176258760
すっきりとした形で、柔らかい雰囲気で部屋を灯してくれます。

ビネガーポットも今回初入荷です。
https://teshigoto.shop/?pid=176258764
こちらも本当に端正なつくりで、ため息が出ます。
伊藤さんならではの仕事です。

太田潤さんから。
https://teshigoto.shop/?mode=cate&cbid=2542688&csid=2&sort=n

ガラスの大鉢。潤さんならではの力強い仕事です。
https://teshigoto.shop/?pid=176258724
果物やサラダをどっさり盛りたいです。

大きな花差しも、定番ですが潤さんらしい大らかな仕事。
https://teshigoto.shop/?mode=srh&sort=n&keyword=%B3%D1%B2%D6%A4%B5%A4%B7

ニジノハ(平岩愛子さん)から。
https://teshigoto.shop/?mode=cate&cbid=2542688&csid=3&sort=n

新作の片口。
https://teshigoto.shop/?pid=176258670
今回試作がてら新作で作っていただいたのですが、
これから定番にできたらと思っています。

定番のタンブラー、今回は口巻きバージョンです。
https://teshigoto.shop/?pid=176258673

他にも色々ありますので、どうぞごゆっくりご覧ください。

コップや小鉢などの定番製品は、第2弾の更新をお待ちください。

瀬戸焼・小石原焼のうつわが入荷しました

小石原焼・太田哲三窯のうつわと、瀬戸焼・一里塚本業窯の
うつわをオンラインショップに掲載しました。

どちらも、ロクロ技術の高さが際立つ作り手さんです。
形の良さはもちろん、手に馴染む重さ・形・バランス、
器を口に当てた時の感覚など、行き届いた仕事が感じられます。

瀬戸焼は、オンラインでは初めてのご紹介です。
https://teshigoto.shop/?mode=cate&cbid=2542677&csid=21&sort=n

瀬戸伝統の灰釉陶器。
やわらかい黄色や、肌の表情などに着目いただけたらと思います。
一里塚本業窯・水野雅之さんは、本家にあたる瀬戸本業窯で修行し、
繰り返しの仕事を通じて、高いロクロ技術を身につけました。

今回メインにご紹介する「黄瀬戸」シリーズは、
水野さんに新しくお願いしたもの。
黄瀬戸は、どちらかと言えば茶器等に用いられることが多く、
釉薬の表情の変化を強調するような使い方をされるように思いますが、
今回は、日常使いで使っていただくため、抑えめにしていただきました。
表情の味わいがより感じられ、灰釉と同様に料理などを
よく引き立ててくれます。ぜひお試しください。

黄瀬戸7寸瀬戸皿
https://teshigoto.shop/?pid=175287559
平たい形に、くっきりと取られた縁が印象的な瀬戸皿。
適度な重さで扱いやすく、平たいので盛り付けしやすいです。
黄瀬戸のマットな肌が、料理をよく引き立ててくれます。
織部釉の緑色が色差しされて、アクセントにしています。

黄瀬戸女碗
https://teshigoto.shop/?pid=175287557
骨董品を見本につくられた、もやい工藝オリジナルの女碗。
通常は灰釉ですが、黄瀬戸でお願いしました。
すっきりとした形に、軽くて持ちやすい小ぶりの飯碗。
大きめの「男碗」もあります。
表情に味わいがあり、白いご飯との相性もとても良いです。

小石原焼の太田哲三窯からは、定番の器を中心にご紹介します。
https://teshigoto.shop/?mode=cate&cbid=2739269&csid=5&sort=n

太田哲三さんも、瀬戸の水野さんと同じく本家が窯元(太田熊雄窯)で、
本家で職人として働いて、技術を身につけた経歴があります。

太田哲三窯のうつわも、形の良さや、扱いやすさが際立っていて、
使い手のことを考えて作られているように思います。
民陶・小石原焼ならではの素朴さがありつつも、
モダンな雰囲気を纏うのは、哲三さんならではの仕事です。

例えば、
指描き飯碗
https://teshigoto.shop/?pid=175287565
指描きは古くからある装飾技法で、
さっと描かれていますが、明るい飴色とのコントラストが
モダンな印象を感じます。

ポン描きそばちょこ
https://teshigoto.shop/?pid=175287570
も、ポン描き(スポイトで模様を描く)も伝統的な技法ですが、
小石原の赤茶色の土にすっきりと描かれ、どこかモダン。

どうぞご覧ください。

森山窯・湯町窯・出西窯のうつわが入荷しました

森山窯・湯町窯・出西窯がオンラインショップに入荷しました。

森山窯
https://teshigoto.shop/?mode=cate&cbid=2542677&csid=5&sort=n

湯町窯
https://teshigoto.shop/?mode=cate&cbid=2542677&csid=9&sort=n

出西窯
https://teshigoto.shop/?mode=cate&cbid=2542677&csid=6&sort=n

久しぶりの入荷となりました。

森山窯は定番の再入荷から大物まで。
定番品が多めですが、品ごとに数がありますので、
じっくり選んでいただけたらと思います。
今回も1品ずつ写真に撮っています。

湯町窯は、定番の使いやすい器を中心に。

出西窯は手しごと別注品を中心に、
出西らしいシンプルで素朴なものを選んできました。

おすすめ品をいくつかご紹介します。

森山窯 平皿類
https://teshigoto.shop/?mode=srh&sort=n&keyword=%BF%B9%BB%B3%CD%D2+%CA%BF%BB%AE
森山さんといえば、やっぱりこれだと思っています。
表情が美しいのはもちろん、平たい形も使いやすく、
毎日の食卓を彩ってくれます。
何を盛っても、引き立ててくれるお皿です。

森山窯 急須
https://teshigoto.shop/?mode=srh&sort=n&keyword=%BF%B9%BB%B3%CD%D2+%B5%DE%BF%DC
骨格のある形に、注ぎやすく、液切れの良い急須。

森山窯 面取花瓶
https://teshigoto.shop/?pid=174547538
存在感のあるシルエット。

出西窯 7寸平皿
https://teshigoto.shop/?mode=srh&sort=n&keyword=%BD%D0%C0%BE%CD%D2+%A3%B7%C0%A3%CA%BF%BB%AE
使いやすい平たい形に、ふちに二本線が入った別注のうつわ。
パン皿などにちょうど良い形です。

出西窯 はた反り切立鉢
https://teshigoto.shop/?pid=174547595
すっきりとした形の鉢。
柔らかい白色に、ふちに色を流してアクセントにした別注品です。
フルーツを盛ったり、サラダ鉢としても良いですよ。

小田中耕一さんの型染絵が入荷しました

小田中耕一さんの型染絵が入荷しました。
https://teshigoto.shop/?mode=srh&sort=n&keyword=OD03

小田中さんならではの温かみのある型染絵。
手すき和紙(桂樹舎)に染めたものを、
木製のオリジナル額に入れてお届けします。

今回、新作が4点あります。
小鹿田焼の作り手さんを題材にした「陶工」
https://teshigoto.shop/?pid=174333359

宮沢賢治「雨ニモマケズ」がモチーフ、小田中さんならではの「賢治」
https://teshigoto.shop/?pid=174333343

季節ならでは喜びにあふれる「すいか」と「たんぽぽ」
https://teshigoto.shop/?pid=174333333
https://teshigoto.shop/?pid=174333330

他にも、売り切れとなっていた絵が再入荷しています。

「日本の手仕事カレンダー」の題材を中心に採用していますが、
季節やシーンに合わせて、飾って楽しんでいただけます。

沖縄のやきもの(やちむん)が入荷しました

沖縄から、やちむんが入荷しました。
https://teshigoto.shop/?mode=cate&cbid=2739269&csid=6&sort=n

久しぶりの入荷です。
以前からある伝統的な模様を中心に、お願いしています。
今回はタイミングの都合で1軒の作り手さんから。

北窯の宮城正享さんの元で修行した、女性の作り手。
大らかで、勢いがあって、力強い仕事です。
やや厚くロクロ挽きされていますが、素直な形で、
師匠である宮城さんの骨格のある仕事を
よく引き継いでいるように感じます。
大胆で、大らかな絵付けも魅力的です。

やちむんらしい、とでも言うのでしょうか、
ステレオタイプに押し込めるのもあまり良くないですが、
沖縄の空気を感じさせてくれるうつわだと思います。

絵付けの印象が強く出ているようにも感じますが、
意外とどんな料理も受け止めてくれますし、他のうつわとも馴染みます。
テーブルを明るく彩ってくれて、元気がもらえるうつわです。
ぜひご覧ください。

ピックアップしてご紹介します。

・丸紋つなぎ8寸皿
https://teshigoto.shop/?pid=170629408
シンプルな模様ですが、きれいにまとまっておらず、大胆で大らかで良いです。

・白いっちん唐草紋マグカップ
https://teshigoto.shop/?pid=170629387
スポイトのような道具で、泥状のな白土を使って描くいっちん。
勢いよく描かれていて、異国の風情を感じる唐草文です。

・印花湯呑
https://teshigoto.shop/?pid=170629385
「印花」は、いんぐぁーと呼び、スタンプのような道具で模様をつける技法を言います。
竹の断面を裂いて、釉薬をつけてスタンプのように押しています。
大らかで不揃いですが、愛らしく素朴な魅力があります。

・トビカンナ4寸マカイ
https://teshigoto.shop/?pid=170629372
トビカンナは、小鹿田や小石原だけではなく、沖縄でもしばしば用いられます。
色差しされたことで生まれる表情も面白いです。