作成者別アーカイブ: 手しごとスタッフ

中川原さんのあけび蔓楕円カゴ

先日のブログで紹介した中川原さんのあけび細工の楕円カゴです。
綺麗な楕円型で縁もしっかりと編まれて丈夫な作りです。
カトラリーや小物を入れて使うのもいいですし、
お菓子やパンなどをいれてテーブルに出していただくのも雰囲気がとてもよいものです。

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あけび 楕円カゴ 16,000円(税抜)
サイズ W:25cm×D:20cm×H:7cm

手しごと 西村創太

中川原さんのあけび蔓細工

先日、仙台林香院で開催された東北・仙台手仕事フォーラム、
プログラムの一つに秋田の中川原さんのあけび蔓細工の実演がありました。

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この時作っていただいていたのは丸カゴ。
底から編み始め、放射状にあけび蔓を伸ばし、それをまとめながら編み進めていきます。
型はつかわず、編む強さを調節しながら、丸みを出し形を作っていく。
中川原さんの熟練の手仕事です。

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あけび蔓が短くなると、脇に置かれた何本もの中から選び、継ぎ足して編み進めます。
太さのバランスを取りながら、均一に力が加わり、形が崩れないように気を配って材料を選ぶそうです。

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ゼロから編み始め、わずかな作業時間の中、二日目にはもう完成していました。
完成品の写真をご紹介出来ず残念ですが、きれいな丸カゴでした。
熟練の手仕事を目の前で見られたいい機会でした。

手しごと 西村創太

小鹿田焼が入荷しています

11月に入り、日に日に寒さが増しつつある今日この頃、
冬に向けて、器も温かみのあるものがほしくなる季節になりました。

今店頭には入荷した小鹿田焼の湯呑やマグ、鉢、皿類などが充実しています。
この機会にぜひ足をお運びください。

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手しごと 西村創太

お客様からのお葉書

先日、当店で倉敷緞通をご注文いただき、納品させていただいたお客様から、
緞通のイラストが描かれたお葉書が届きました。

とても素敵なイラストだったので、このブログでご紹介する許可をいただこうとお電話すると、
早速お使いいただき、部屋の雰囲気が明るくなったと、喜んでいただいているようでした。

暮らしに根ざした民藝の提供を目指す当店にとって、
実際に使っていただいたお客様のお言葉は本当に励みになります。
スタッフ一同、本当に喜んだお便りでした。ありがとうございました。

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手しごと 西村創太

民藝のうつわ展@COOK COOP BOOK 搬入作業完了!

本日は、明日から始まるイベントの搬入展示作業に行ってきました。COOKCOOPBOOKさんは、食に関するさまざまなジャンルの書籍を扱うちょっとめずらしい本屋さんです。店内にはカフェスペースも併設していて、コーヒーも飲めるんです。

今回のイベントでは、新米の季節に合わせ、秋の味覚を手仕事のうつわで味わっていただくことを提案しています。そして、手仕事フォーラムで扱っている無農薬無科学肥料米“さわのはな”も数量限定ですが置いていただきました。秋らしい色合いの飯碗にピカピカの新米、いかがですか?


店長の正心さん。稲でつくったしめ縄の亀と。

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11月5日(水)〜11月20日(木)11:00~20:00 土・日・祝11:00〜19:00
(最終日は17:00まで)
COOKCOOPBOOK
東京都千代田区紀尾井町4-5 G-TERRACE紀尾井町1F
電話:03-3264-3230
赤坂見附駅から徒歩7分ほど。ホテルニューオータニのちょっと先です。ゆったりとした時間の流れる素敵な本屋さんで、この秋のお気に入りを見つけてください。

手しごと 中里さおり

龍門司焼 コロ茶碗

龍門司焼のコロ茶碗です。
その名の通り、コロっとした形。女性の手の中にもすっぽりとおさまるサイズで、
お茶だけでなく、お酒のぐいのみとしてもお使いいただけます。
黒も内側は白掛けになっており、注いだ煎茶の色が見えるようになっています。
流しかけた三彩や、青流しの釉薬が見た目にも楽しく、愛着をもって使える一品です。

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龍門司焼 コロ茶碗  1000円(税抜)
サイズ:h5.5cm Φ7cm

手しごと 西村創太

和楽12月号は民藝特集

和楽12月号が発売されました。
特集は、「民藝のある暮らしってこんなに楽しい!」
民藝を取り入れた暮らしぶりや、民藝の重鎮の先生方の紹介、
松本や弘前、鳥取などの民藝ゆかりの地の紹介など盛りだくさんの内容です。
僭越ながら、当店もご紹介頂いています。
ぜひご覧ください。

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手しごと 西村創太

東北・仙台手仕事フォーラムに参加してきました

仙台の林香院で手仕事フォーラムの全国の集いが開催されました。

「稲と手」をテーマに開催された今年は、秋田のあけび細工の中川原信一さん、福島でしめ縄を作られている熊田三夫さん、民俗研究科の結城登美雄さん、小鹿田焼の坂本浩二さんをゲストに迎え、実演あり、講演あり、また東北を中心としたカゴザルの販売会ありの充実した2日間でした。

「稲と手」というテーマは、東北が稲作の一大生産地であること、稲の存在が日本に手仕事を生み出す素となり、素材としてさまざまな道具に使われてきたこと、また食の視点も含めて、今一度稲作の大切さ、現状を見つめ未来を見据えることが主旨でした。

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参加してみると、数字や論理の上での、稲作の大切さはもちろんなのですが、実際に人の手からうみだされるモノが持つエネルギーや美しさに圧倒され、それを生み出す人の手さばきやまなざしに見入り、自然への感謝や祈りといった思い・言葉に感心しぱなしでした。

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現代ではモノを買う・持つということは、必要な機能を満たし、自分の気に入ったデザインのものを安価に手に入れることが重視されがちですが、フォーラムに参加して、改めてそのモノが生まれてくる文化や背景を知り、使うときにはそのつくり手の顔や言葉が浮かぶ、そのモノに自分の払える適切なお金を払う。手しごともそんな店でありたいと改めて考えさせられる2日間でした。

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手しごと 西村創太