小石原焼・太田哲三窯のうつわと、瀬戸焼・一里塚本業窯の
うつわをオンラインショップに掲載しました。
どちらも、ロクロ技術の高さが際立つ作り手さんです。
形の良さはもちろん、手に馴染む重さ・形・バランス、
器を口に当てた時の感覚など、行き届いた仕事が感じられます。
瀬戸焼は、オンラインでは初めてのご紹介です。
https://teshigoto.shop/?mode=cate&cbid=2542677&csid=21&sort=n
瀬戸伝統の灰釉陶器。
やわらかい黄色や、肌の表情などに着目いただけたらと思います。
一里塚本業窯・水野雅之さんは、本家にあたる瀬戸本業窯で修行し、
繰り返しの仕事を通じて、高いロクロ技術を身につけました。
今回メインにご紹介する「黄瀬戸」シリーズは、
水野さんに新しくお願いしたもの。
黄瀬戸は、どちらかと言えば茶器等に用いられることが多く、
釉薬の表情の変化を強調するような使い方をされるように思いますが、
今回は、日常使いで使っていただくため、抑えめにしていただきました。
表情の味わいがより感じられ、灰釉と同様に料理などを
よく引き立ててくれます。ぜひお試しください。
黄瀬戸7寸瀬戸皿
https://teshigoto.shop/?pid=175287559
平たい形に、くっきりと取られた縁が印象的な瀬戸皿。
適度な重さで扱いやすく、平たいので盛り付けしやすいです。
黄瀬戸のマットな肌が、料理をよく引き立ててくれます。
織部釉の緑色が色差しされて、アクセントにしています。
黄瀬戸女碗
https://teshigoto.shop/?pid=175287557
骨董品を見本につくられた、もやい工藝オリジナルの女碗。
通常は灰釉ですが、黄瀬戸でお願いしました。
すっきりとした形に、軽くて持ちやすい小ぶりの飯碗。
大きめの「男碗」もあります。
表情に味わいがあり、白いご飯との相性もとても良いです。
小石原焼の太田哲三窯からは、定番の器を中心にご紹介します。
https://teshigoto.shop/?mode=cate&cbid=2739269&csid=5&sort=n
太田哲三さんも、瀬戸の水野さんと同じく本家が窯元(太田熊雄窯)で、
本家で職人として働いて、技術を身につけた経歴があります。
太田哲三窯のうつわも、形の良さや、扱いやすさが際立っていて、
使い手のことを考えて作られているように思います。
民陶・小石原焼ならではの素朴さがありつつも、
モダンな雰囲気を纏うのは、哲三さんならではの仕事です。
例えば、
指描き飯碗
https://teshigoto.shop/?pid=175287565
指描きは古くからある装飾技法で、
さっと描かれていますが、明るい飴色とのコントラストが
モダンな印象を感じます。
ポン描きそばちょこ
https://teshigoto.shop/?pid=175287570
も、ポン描き(スポイトで模様を描く)も伝統的な技法ですが、
小石原の赤茶色の土にすっきりと描かれ、どこかモダン。
どうぞご覧ください。