湯町窯、ふもと窯、宮内窯 入荷しました。

東京は蒸し暑い日がつづいております。みなさまのお住まいの地域はいかがでしょうか。こう毎日暑いと食事を作るのも億劫になりがちです。そんな夏のテーブルを爽やかに演出してくれる器たちが入荷いたしました。その一部をご紹介いたします。

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青みがかった海鼠釉ののサラダボールは湯町窯のもの。斜めに入った鎬が美しいです。(直径約15.5㎝)
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ふもと窯 井上尚之さんの切立ち型の鉢。大きめ(直径18㎝)なので、たっぷりのサラダに良いサイズです。
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宮内窯の楕円皿。とても久しぶりの入荷です。立ち上がりがあるので、カレーにぴったりです。(横幅25.5㎝)
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お待たせしました。湯町窯のモーニングカップです。探していた方、お早目にどうぞ!
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海鼠釉が本当に美しい湯町窯の急須。女性でも片手で楽に使えます。小ぶりの湯呑で2〜3杯入るサイズです。
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湯町窯の黄釉の急須。白や青の器の中にあるととても映えます。サイズは海鼠釉のものと同じです。
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この他にも涼しげな器が入荷しております。
みなさまのお越しをお待ちしております!

手しごと 中里

丹波立杭焼 俊彦窯、入荷しました。

今日は、先日入荷した丹波焼の一部をご紹介いたします。
丹波立杭焼きは日本六古窯のひとつで、はじまりは平安時代末期頃と言われています。
俊彦窯の清水俊彦さんは、河井寛次郎の弟子、生田和孝の直径の弟子であり「しのぎ」や「面とり」の優れた技術を持つ貴重な作り手です。
今回入荷した器たちにも、美しいしのぎや面取りがほどこされています。

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丹波焼といえば、白と黒の釉薬。特に黒釉は、濱田、河井の弟子で釉薬の研究者でもあった奥田康博が生み出した「奥田黒」ともいわれる美しい黒釉が特徴です。

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放射線状に施された精緻なしのぎ。深い黒釉が美しい5寸鉢。5,100円(税別)φ16㎝

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細めのしのぎが手になじむ飯椀。この季節、炊き込みご飯にいかがですか。2,700円(税別)φ12㎝

食卓をぴしっと引き締める俊彦窯の美しい器たち。普段使いはもちろん、これからの季節、ちょっとかしこまったお正月のテーブルにも活躍してくれそうです。

手しごと 中里