こんにちは。
今日は、パン切り台をご紹介します。
ご存知の方も多いと思いますが、こちらは鳥取の民藝運動家 吉田璋也がイギリスのパン切り台を参考にデザインしたものです。
材質は栃の木。ぐるりと溝が彫られているのは、パンくずがテーブルなどに散らばらないようにするため。漆などの塗装がほどこされていない白木のため、使い込むことで自然な経年変化が楽しめます。いわゆる使って育てる道具ですね。
富山県 わたなべ木工 パン切り台 φ31㎝ H2.3㎝ 6,800円（税別）
吉田璋也は、建築物からこのパン切り台のような小さな木工品まで、あらゆる身の回りにあるものをデザインした人です。
日々使う道具に気に入りのかたちを求める。民藝運動家たちのストイックに美を追求する姿に思いを馳せつつ、このパン切りボードを使ってみるのもいいかもれません。
手しごと 中里
先行してFacebookにはUPしていたのですが、出西窯や宮内窯のものが店頭に並んでいます。
出西窯の丸紋土瓶（大15,500円税別／小13,800円税別）。
形は鹿児島の苗代川焼、柄は沖縄の古作からとった丸紋を施したものです。
同じ丸紋の番茶碗（1,500円税別）もありますよ。
こちらは石見焼・宮内窯のティーポット（3,600円税別）。
白一色ですが、ところどころ白い化粧土の溜まったところなどが見え、あたたかみが感じられます。
石見の土は硬質でとっても丈夫。そして塩分に強い。そんな特性を活かした塩壷（大1,200円税別／小1,000円税別）も入荷しています。
亡き久野恵一が雑誌「暮しの手帖」70号の「ものことノート」でも取り上げていましたが、こういった袋物にはものづくりの基本が詰まっています。
ついつい便利なティーバックやドリップパックに手が伸びがちですが、こうした土瓶や急須、ポットを使って時にはゆったりとしたティータイムを楽しみたいものです。
使う人がいないと作り手も少なくなり、職人全体の技術の低下にまでなりかねませんしね。
最後にやちむんの6寸皿（2,600円税別）をご紹介。
実は催事用の注文で店頭に出さない予定でしたが、わりと数が揃っていたので少しだけ出しましたよ。早いもの勝ちです！
手しごと 堀田
こんにちは。
今日の尾山台は小春日和です。
お店前にはぽかぽかと温かな日が射して、
黄色や青色のうつわがより輝いて見えます。
春もそこまでやって来ていますね。
さて、うきうきするような明るい色合いの商品を少し紹介しますね。
大分県 小鹿田焼 坂本浩二窯 3.5寸打ち刷毛目飯碗
φ10.5cm H 5cm ￥1,100 (税別)
お子様や小食の女性にはぴったりの可愛らしいおちゃわんです。
躍動感がありながら規則性の美しい打ち刷毛目は、卓越した手仕事でしか出す事のできない魅力を持っています。
島根県 出西窯 スプーン立て
φ8cm H 7.5cm ￥2,900 (税別)
出西窯の青色が美しいです。
食卓以外にも例えばデスクの上のペン立てに。
洗面台に置いて歯ブラシを立ててもいいかもしれません。
日常生活の中で、雑然としがちな場所にこのような陶器のものを取り入れると、少し気の利いたやわらかい雰囲気にしてくれます。
手しごと 山藤
こんにちは。
今日は少しだけ店内のレイアウトを変更しました。入口付近に鎮座していた重たいテーブルを移動したところ、ドア前にゆったりとしたスペースが！
これでしたら、ベビーカーでも楽々入っていただけます。
赤ちゃんを乗せたまま停めておいても大丈夫ですよ。
さっそく赤ちゃん連れのお客様がご来店。
ゆっくり店内をご覧いただけたようです。
ベビーカーのお客様も、どうぞ気兼ねなくお立ち寄りくださいね。
手しごと 中里
こんにちは。
好いお天気ですね。
今日の手しごとはこんなかんじです。
小鹿田焼 坂本浩二窯 4寸飯碗 ￥1,400(税別)
とても美しい形だと思います。
柄は異なるけど形はそっくり。３人兄弟のようです。それぞれ素敵。
気持ちよく晴れた冬の日曜日、手仕事の美しいものに会いにきて下さい。
お気に入りが見つかりますように。
手しごと 山藤
今月発売のエル・ア・ターブルに、当店で取扱いの瀬戸 小春花製陶の5寸鉢が掲載されました。今月号は「センスのいい道具とくらす」がテーマです。
エル・ア・ターブルさん、さすがわかってらっしゃいます。こちらの5寸鉢は、テーブルで映えること間違い無しです。
尾山台の店には、麦藁手の飯碗、湯呑、そばちょこなどございますよ。
興味がある方、ぜひお立ち寄りください。
写真手前：麦藁手5寸鉢 2,700円（税別）
先日もこのブログでお知らせしておりましたが、本日より「民藝の教科書展」がリブロ天神福岡店ではじまっております。写真は発送準備の様子。このほかにもいろいろたくさん！送りましたので、福岡近辺の皆様どうぞ足をお運び下さいね。
今回は福岡にある当店の姉妹店「秋月」との共催企画で、搬入展示は秋月スタッフにお任せしたのですが、その時の様子が秋月のブログにUPされています。秋月で手配してくれた商品も加わり、手仕事の品がずらり。お気に入りが見つかること間違いなしです。
リブロ福岡天神店さんはリニューアルされたばかりで、ギャラリースペースもあり雰囲気が良さそうですね。何を隠そう、ギャラリーでは「民藝の教科書」のパネル展示も同時に行われています。そちらもお見逃しなく！
会期：2016年2月3日(水)〜2月23日(火)
時間：10:00〜20:00
会場：リブロ福岡天神店
福岡市中央区天神2-5-35 岩田屋本店本館7F
TEL 092-717-5180
主催：手しごと ／ 秋月
益子焼が入荷しました。’元祖益子’なセレクトです。
この黒と柿色のコントラストに懐かしい安心感を感じる方も多いかもしれませんね。おばあちゃんの家にあった！なんて方も？馴染み深い伝統のある意匠ですが、あえてクールにまとめてみても素敵です。
黒でビシっ！
・7寸布目長角皿 黒釉 ￥1,400
・醤油差し 黒釉 ￥1,700
・正角猪口 黒釉 ￥550
・箸置き 黄イラボ ￥250
（徳利、猪口は小鹿田焼）
なにかと重宝な8寸丸皿など普段使いやすいものを取り揃えています。大きさの割にリーズナブルでおすすめですよ。
手しごと 山藤