オガミノさんの食卓【第8回】
本格的なインド料理教室として名高い「キッチンスタジオ・ペイズリー」で、
講師として活動されているオガミノさん。
広大なインドの文化と食の多様性、インドの食文化の面白さに惹かれ、
インド料理の道を志されたのだそうです。
そんなオガミノさんは、手仕事フォーラムの活動などを通じて、
日本の手仕事にも深い興味を持ち、いろいろなうつわを
日々の暮らしに採り入れています。
この企画は、オガミノさんの日常の食卓を覗き、そこで使われているうつわ、
そして、オガミノさんが得意とするインド料理を(ちょっとだけ)紹介する企画です。
今回は、「いろは窯のうつわ」編です。
いろは窯は、三重県の多気町で、服部日出夫さんが営む窯です。
服部さんのうつわは、柔らかくて深みのある青色が特徴。
素朴で優しい雰囲気があります。
器には色々な色がありますが、青色はどちらかといえば少数派です。
青色のうつわは食卓でどのように活躍してくれるでしょうか?
オガミノさんにお願いして、いろは窯のうつわを中心に食卓を設えていただきました。
この青色が、今回のような暖色系の料理をとてもよく引き立てているのがわかります。
色調がやや強めの料理も、うつわの青色と見事に調和しているのではないでしょうか。
持ちやすく、骨格のあるしっかりとした形は、熟練の陶工・服部さんならではの仕事です。
こうした形の良さも、使い勝手の良さにつながっているのだと思います。
他にも、いろは窯のうつわで色々と料理を用意してくれました。
どれも美味しそうです・・・
冒頭でご紹介したインド料理の暖色系に限らず、どの食材も色鮮やかに引き立てているのがわかります。
ふだんの食卓も、より美味しく彩ってくれそうです。
今回は盛りだくさんの内容になりました。
オガミノさん、今回もご馳走様でした!
今回ご紹介したうつわは、こちらからオンラインショップページをご覧いただけます。
いろは窯のうつわは、ここでご紹介したもの以外も色々ありますので、あわせてご覧ください。