伊賀焼 薬土瓶

直火にかけられる土瓶です。

昔は大きな土瓶で番茶を煮出し、そのまま野良仕事に持って行き合間に飲みました。
伊賀では’いり番茶’という、売り物にはならない茶葉や枝を丸ごと強く煎ったものをよく飲んだそうです。
その話しをきいてから京都の一保堂でいり番茶をみつけたのでさっそく買って飲んでみましたが、
とてもスモーキーな香りのするはじめて飲むお茶でした。
関西の方にはおなじみなのでしょうか。

かつて使われていた伊賀伝統の大きな’青土瓶’を、
現代でも使いやすいように半分程の大きさで形もすっきりとさせ、
ひとつひとつロクロで作ってもらっています。
ガスにかけて番茶や漢方を煮出したり、土瓶蒸しに使ってみてください。
もちろん普通の急須のようにも使えます。

口φ8cm h12cm(つまみまで)
湯呑に3〜4杯分の大きさ