小鹿田の里を訪ねて

小鹿田焼 黒木富雄窯の黒木昌伸さんの器が届きました。

この器の窯焚きの直前に、小鹿田に訪れた時の様子をご報告。
この日は突如車のギアが勝手にローに入るという故障で、いつ車が止まるかとひやひやしながら、小鹿田に向けて日田から山道を登ります。前日は鹿児島で豪雨に見舞われましたが、この日は、梅雨の晴れ間で青空も見え、木々の緑やアジサイもきれいです。



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黒木富雄窯ではちょうど、7月上旬の窯焚きに向けて準備が進められていました。作業がすすむ仕事場を見学させていただきます。成形はすでに終わり、釉薬を掛けたり、登り窯で器を重ねて焼くための蛇の目をつけたりと、仕上げの作業をお父様でいらっしゃる黒木富雄さんと昌伸さん、奥さまでされていました。

写真は窯焚きする前の深茶碗とマグカップ、いずれも昌伸さんの人気商品です。どう焼きあがってくるのか、楽しみに見ていました。届いてみるととてもきれいな焼きあがり。ぜひご来店してご確認ください。


挨拶を終えて、道を挟んですぐ近くの柳瀬朝夫さんの窯を覗くと、当店でも人気のハト型箸置きが。焼かれる前はこんな風になっているのですね。



今は、夏向けに磁器とガラスが多く店頭に並んでいますが、小鹿田焼も各種そろっています。どうぞ足をお運びください。

手しごと 西村創太