「夏の染と織」から 佐藤多香子さんの織物

初日の今日、たくさんの方に足をお運びいただきまして、どうもありがとうございました。
みなさん時間をかけてじっくりご覧いただいてるようで、とてもうれしく思いました。
小さな店に所狭しと並べているため、見づらいことがあるかもしれません。
畳んであるものは、どうぞご遠慮なく広げてみて下さい。

さて、間に合っておりませんが、今日は佐藤多香子さんの織物を紹介します。

涼しげで、思い切って店の正面にかけてしまった麻のれん。
藍のたて絣がとても素敵です。

ズームアップ!

糸に先染めし、織って模様を表す「絣」という技法。
模様がすっと消えていく余韻があります。
絣の美は揺らぎの美。境界のない美しさです。

規則的な模様のなかで、どこかのんびりと大らかなかんじの絣が、
ざっくりとした麻の風合いによく合っていて、
ああ、たかこさんだな、と思います。
素材と手を動かす人の心が、自然な反応を起こしているようです。

 

さて、もちろん裂織もいろいろ届いています。

トートバッグ1

トートバッグ2

ワンショルダー1

ワンショルダー2

あたたかみのある裂織ですが、きっちりと織られたものは肌への接触面が少なく、
意外な程すっきりとここちよい肌触りで、夏にもおすすめです。
洗濯もできますよ。

テーブルランナー

 

コースター

裂織の優しい手触り。ぜひ手に取っていただけたらと思います。