ただいま開催中の「手しごとのガラス展」より、沖縄の奥原硝子さんのものの一部をご紹介します。
まず、私たち的には奥原硝子を代表する名作、ペリカンピッチャー。
かつて故・久野恵一さん(当店の元オーナー)が、
外村吉之介著「少年民芸館」に掲載されている
イタリア製の水差しを見本に、製作を依頼したものです。
持ち手の位置と均整のとれたフォルム。この上なくバランスのとれた美しさです。
そしてそれが一定のクオリティで作り続けられるのは、
職人を抱える分業体制で多くの数をこなす強みと言えましょう。
左から青、ラムネ、紫の3色が今ならあります。
青や紫の色付きも、持ち手が同色でなくクリアカラーなのがセンスいい!ですね。
名前の由来のこの注ぎ口は、中に入れた氷が注いだ時に飛び出してガラばしゃっ!とならない優れものです。
こちらはしゅっとしたフォルムの特中ピッチャー(大、小)
アイスペール お花やグリーンを生けても涼しげで素敵です!
中鉢は厚手でどっしりしています。何に使いましょうか?
こちらも厚手でどっしり大ぶりな玉つきアイスクリーム鉢。
気になるものがございましたらお気軽にご連絡ください。(通販も可能です)
奥原硝子製造所は再生ガラスから生まれ、ずっと再生ガラスにこだわってきました。
そのあたたかみのある質感とおおらかな形は沖縄の風土を映すようです。