山内武志さんの型染め「夏のうつわと型染め」より

「紺屋 ぬいや」

昔から繊維産業の盛んな静岡県浜松。
江戸時代に刺繍業を起こし、明治時代に藍染めをする「紺屋」として営むようになった名残で、
染物屋さん(紺屋)でも「ぬいや」という屋号を持つのが「山内染色工房」です。

山内武志さんは、型絵染人間国宝、芹沢銈介の元で6年間の修行ののちに、
浜松で、長年に渡り仕事に打ち込んでこられました。

町の染物屋さんとして、膨大な仕事をこなしながら、信念ある創作活動も旺盛にされ、
今それが山内さんにしか達し得ない場所になっていると感じます。
ものすごい仕事人です。

それでいて、堅苦しいことはまるでなく、大らかでのびのびとした山内さんの染物。
伝統柄あり。
潔いほどのポップな感覚もあり。
見ていて飽きることがありません。

大小いろいろ届けていただきました。

 

◆麻 藍染め 富士山のれん

◆麻 墨染め 萩のれん

同じ型を使い、裏表を反転させずそのまま染めると、光が透けてこのようにみえます。

◆麻 絣生地に藍染めのれん

絣の構造を知っている人は、?、と狐につままれたような気持ちになるかも。
山内さんのアイデアとセンスに脱帽しました。
もちろん、元の絣生地より断然素敵になっているのです。
機会があれば、種明かししますね(笑)

◆麻 卓布

 

◆木綿タペストリー

◆テーブルクロス(特大)2.2m

◆テーブルクロス 1.7m

◆小座布団

和とじ。グログラン生地(綿)。マットな帆布のような質感です。
風合いの異なる綿生地のものもあります。

この他に、麻の銘仙判カバーもあり、また趣きが異なりとても素敵です。

◆木綿卓布(中)

◆風呂敷 91cm×101cm

◆手ぬぐい

たくさんあります。