星耕硝子の昨年の個展の際に、特注で依頼したお皿を、今年も作っていただきました。
伊藤さんの吹くガラスは、柔らさの中に芯がある。
端正で、しっかりとした造形をもちます。
ガラスの器を手にした時の、少しの緊張を和らげる、
手なじみの良さと、ぽってりとした厚みの安心感が心地よく、
それが大きな魅力だと感じていました。
そういう良さを活かした、使いやすく美しいお皿を、と提案したものでした。
持ちやすいように、深さとフチ(リム)をつけてもらいました。
4枚くらいなら重ねることもできます。
大きさφ21cmほど。
星耕硝子の深い青に、ジャガイモの白くて冷たいスープ ‘ヴィシソワーズ’ がよく合いそうだと、妄想しながら待ちました。
妄想が現実に。(↑去年のブログから)
フチがあると、フルーツを切って載せただけで、美しく、おいしそう。
昨年は、青と無色クリアの2色でしたが、今年は緑もお願いしました。
落ち着いた色味。
赤いトマトのカッペリーニなど、映えそうです。これはまだ妄想の段階。
使いやすさが美しさにつながっています。